ブリッジSE(BrSE)とは?仕事内容から給与まで徹底解説

記事の目次 13項目 · 6分で読めます
  1. 1. BrSEとは?
  2. 2. ブリッジSEについて知っておきたいことのすべて
  3. 2.1. なぜBrSE(ブリッジSE)が必要なのか
  4. Bridge System Engineer (BrSE) = Developer + Business Analyst + Tester + Project Manager (PM)
  5. 2.2. ブリッジSEの仕事内容とは?
  6. 日々の業務
  7. プロジェクトごとの業務
  8. 2.3. BrSEに求められる資質とは?
  9. 専門知識
  10. 語学力
  11. コミュニケーション能力
  12. ソフトスキル
  13. 2.4. ブリッジSEの給与

ブリッジSEはIT分野のポジションの一つで、採用ニーズは年々高まっています。ここからはVietIS Eduと一緒に、ブリッジSEとはどのような職種なのかを見ていきましょう。

1. BrSEとは?

ブリッジSEは、英語でBridge System Engineer(BrSE)と言います。その名のとおり、日本と協業するITプロジェクトにおいて、顧客と製品開発チームをつなぐ「橋渡し」の役割を担うポジションです。それぞれのプロジェクトでBrSEは、関係者どうしが互いを正しく理解できる状態を保ち、作業の進捗を管理する必要があります。

IT業界の採用市場において、ブリッジSE(BrSE)は特別なポジションであり、常に深刻な人材不足が続いています。というのも、この職種には顧客とやり取りするための語学力だけでなく、ソフトウェア製品について顧客や社内のメンバーに助言し、提案し、議論できるだけの技術知識も求められるからです。

この役割を果たすため、ブリッジSEには確かな技術知識に加え、少なくともN2以上の日本語コミュニケーション能力が必要です。

2. ブリッジSEについて知っておきたいことのすべて

2.1. なぜBrSE(ブリッジSE)が必要なのか

どの局面においても、ブリッジSEは顧客と開発チームのあいだに立ち、双方をつなぐ存在でなければなりません。この職種の業務は複数の領域に枝分かれしており、プロジェクトの段階や規模、仕事の性質によって求められる成果も変わります。そこで、ブリッジSEの役割を次のようにまとめました。

Bridge System Engineer (BrSE) = Developer + Business Analyst + Tester + Project Manager (PM)

提案・営業の段階では、企業は高度に専門分化したチームを編成しないのが一般的です。そもそもその必要がなく、仮に組んだとしても人員が余ってしまうためです。この段階のブリッジSE(BrSE)は、最初から最後まで一手に担うことができます。BrSEが自ら顧客に連絡を取り、計画を立て、自分でコードを書き、デモ製品をテストに回して提案するのです。つまり、この段階のブリッジSEの仕事は次のように集約できます。

BrSE = BA + PM + Dev + Tester

2.2. ブリッジSEの仕事内容とは?

日々の業務

BrSEの日々の業務がどのようなものか、気になる方も多いのではないでしょうか。ブリッジSEの仕事は、企業の事業領域によって異なります。とはいえ多くの場合、次のような業務を日々こなしていく必要があります。

  • メールの管理・対応、顧客との連絡業務。
  • 日々の計画立案。
  • プロジェクトの進捗の把握と確保。
  • 業務の評価。
  • そして、週次・月次でのプロジェクト進捗の報告。

このように、ブリッジSEの仕事は自社と顧客のあいだを絶えず行き来し、双方の認識を一致させ、緊密な連携を保つことにあると分かります。同時に、双方が状況を正しく把握できるよう、業務の進み具合を常に共有し続けます。

プロジェクトごとの業務

ここまでが日々の業務だとすると、プロジェクトにおけるBrSEの仕事とは何でしょうか。実際には、ブリッジSEの業務はプロジェクトが動き出すと大きく変わり、さらにプロジェクトの段階ごとにも変化していきます。具体的には次のように分けられます。

プロジェクト開始時:調査を行い、計画を立て、必要なものをすべて整えます。

プロジェクト遂行時:具体的な活動を管理・監督し、生産性と品質を高めるために方針や手法を見直します。

プロジェクト終了時:全体を総括し、顧客に納品する前に製品を検証します。

ブリッジSEの仕事は決して楽ではなく、それぞれの条件や状況に柔軟かつ機敏に適応し、高い成果を出すことが求められます。

2.3. BrSEに求められる資質とは?

専門知識

通訳業務に特化した一部のBrSEのポジションでは、コーディングのスキルが求められないこともあります。しかし、真のBrSEとして数百万ドル規模のプロジェクトを任されるようになるには、コードが書けること、それも高いレベルで書けることが欠かせません。そうしてはじめて、すべての工程を細部まで理解し、自ら手を動かし、あるいは監督できるようになります。

語学力

市場(顧客がどこにいるか)に応じて、対応する言語に習熟している必要があります。もっとも、少なくとも2か国語(英語と顧客の言語)を使いこなせれば、実務のあらゆる場面で大きな助けになります。

コミュニケーション能力

橋渡し役を担う以上、双方の良好な関係を保ち、起こりうる衝突を避けるためのコミュニケーション能力は必須です。

ソフトスキル

「何でも知っている先生」は存在しませんし、仕事の現場で誰かがあなたに進め方を教える義務を負っているわけでもありません。だからこそ、自ら学ぶ力はブリッジSEにとって非常に重要です。書籍や資料から独学する、観察を通じて学ぶ、業界の先輩たちから学び取る。要するに、学びにつながる手段はすべて最大限に活用すべきなのです。

2.4. ブリッジSEの給与

一般に、BrSEになるには少なくとも3年の実務経験が必要で、この職種に入ったばかりの人はフレッシャー(Fresher)と見なされます。この段階では経験のあるBrSEと組んで仕事をすることになり、給与は月額およそ2000ドルです。

– 1〜2年の経験を積むとレベル1のブリッジSEとなり、自分の力で業務を担えるようになります。給与も月額2000〜3000ドルへと上がります。

– 小規模なチームの責任者に相当するレベル2では、BrSEは状況対応力とコミュニケーション能力をさらに高める必要があります。この段階の給与は月額およそ3000〜4000ドルです。

– レベル3になると、BrSEは個人として業務をこなす力にとどまらず、計画を立て、顧客と折衝し、契約の締結にも関わる力を備えます。給与は月額およそ4000〜6000ドルです。

– この職種で長年の経験を積み、一定の実績を上げた段階が、レベル4のBrSEです。自ら会社を立ち上げるだけの能力と条件を備えています。この段階のBrSEの収入は、プロジェクトから得られる利益に基づいて決まります。

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