日本ビザ申請の必要書類は?種類・費用・期間を徹底解説

記事の目次 4項目 · 7分で読めます
  1. 1. 日本ビザの種類
  2. 2. 日本ビザの申請方法
  3. 3. 日本ビザ申請の費用と所要期間
  4. まとめ

日本へのビザ申請は、観光・留学・就労のいずれの目的であっても避けて通れない重要なステップです。書類の不備による差し戻しを防ぎ、スムーズに申請を進めていただけるよう、本記事では日本ビザの手続き・費用・所要期間について詳しく解説します。

日本での留学や就労を考えるなら、まず最初に完了させるべき手続きがビザの取得です

1. 日本ビザの種類

日本のビザは入国目的によって複数の種類に分かれています。申請すべきビザの種類を正しく見極めることが、正確な申請書類の準備につながり、時間と手間の無駄を防ぎます。ここでは、外国人が日本に入国する際の代表的な2つのビザ区分をご紹介します。

1.1 短期滞在ビザ

短期滞在ビザは、通常90日未満の短期間だけ日本に滞在する方を対象としたビザです。主な申請対象は次のとおりです。

– 観光ビザ:日本の文化や名所を訪れたい方、現地での生活を体験したい方向けのビザです。観光ビザを申請する際は、具体的な旅程、資金能力、そして必要に応じて身元保証書類を提示する必要があります。

– 親族訪問ビザ:日本国籍の親族がいる方、または就労・留学・定住などの資格で合法的に日本に在住している親族がいる方は、短期の親族訪問ビザを申請できます。通常、日本側の親族が招へい状を用意し、必要に応じて経費支弁に関する書類も提出します。

– 商用・業務ビザ
会議やセミナーへの参加、取引先との面談、契約の締結など、短期の業務目的で日本を訪れる方向けのビザです。申請には日本企業からの招へい状と、ビジネス上の取引関係を証明する書類が必要となります。

– 通過ビザ(トランジット)
第三国へ向かう途中で日本を経由する方向けのビザです。有効期間は非常に短く(通常は数日以内)、滞在できる区域も限定されます。

1.2 長期滞在ビザ

長期滞在ビザは、数か月から数年にわたって日本で生活・就学・就労する方を対象としたビザです。この区分で代表的なものには次のような種類があります。

– 留学ビザ:日本の大学・短期大学・専門学校・日本語学校などで学ぶ学生向けのビザです。申請にあたっては、日本の学校が発行する在留資格認定証明書(COE:Certificate of Eligibility)を取得し、学費と生活費を負担できる資金能力を証明する必要があります。

– 就労ビザ:日本企業と雇用契約を結んだ方が取得する、最も一般的なビザです。職種に応じて複数の在留資格に細分化されています。 

– 永住ビザ(永住権):日本で長期にわたり生活することを希望する外国人向けのビザです。取得には、一定以上の在留期間(通常10年以上)、安定した収入、日本の法令の遵守など、厳しい要件を満たす必要があります。

– 日本人の配偶者等ビザ:日本国籍の方と結婚した場合、配偶者としての在留資格を申請し、日本で生活することができます。このビザでは、法的かつ継続的な婚姻関係を証明する資料が求められます。

2. 日本ビザの申請方法

2.1 ビザ申請の受付窓口

ベトナムでは、在ベトナム日本国大使館および日本国総領事館が日本ビザ申請の受付窓口となっています。 

在ベトナム日本国大使館(ハノイ市バーディン区ゴックカイン、リエウザイ通り27番地)は、ハティン省以北の地域からのビザ申請を管轄・受理しています。 

クアンビン省からザーライ省、ビンディン省までの地域にお住まいの方は、在ダナン日本国総領事館(ダナン市ハイチャウ区ビンヒエン、9月2日通り18-19番地)に申請書類を提出します。 

ダクラク省、フーイエン省以南の地域にお住まいの方は、在ホーチミン日本国総領事館(ホーチミン市3区ヴォーティサウ坊、ディエンビエンフー通り261番地)に申請書類を提出します。 

2.2 ビザ申請に必要な書類

提出書類は、渡航目的と申請するビザの種類によって異なります。ただし、基本的に必要となる書類は次のとおりです。 

– 在ベトナム日本国大使館所定の様式によるビザ申請書:https://www.vn.emb-japan.go.jp/files/100666439.pdf 

パスポート(残存有効期間6か月以上)

– 写真4.5cm×4.5cm

– 資金能力を証明する書類

– 招へい状(日本側に身元保証人がいる場合)

3. 日本ビザ申請の費用と所要期間

3.1 ビザ取得までどのくらいかかるか

日本ビザの審査期間は、通常5〜15営業日(土曜・日曜・祝日を除く)です。ただし、実際の処理期間は個々のケース、ビザの種類、申請時点での受付件数によって変動します。

  • 日本ビザの審査期間に影響する要因:

– 申請するビザの種類:観光ビザは、就労ビザや留学ビザに比べて処理が早い傾向にあります。

– 同時期の申請件数:観光シーズンや採用の繁忙期は申請件数が多くなるため、審査期間が長引くことがあります。

– 書類の状態:書類に不足があり追加提出が必要になった場合、審査期間はその分延びます。

– 面接の要否:一部のケースでは面接が求められることがあり、その場合も処理期間が長くなります。

  • ビザの種類別の審査期間:

– 観光・親族訪問・商用ビザ:おおよそ5〜10営業日。

– 留学ビザ:おおよそ4〜8週間。在留資格認定証明書(COE)の有無によって異なります。

– 就労ビザ:おおよそ1〜3か月。就労形態や審査要件によって異なります。

– 家族滞在ビザ:おおよそ1〜2か月。

3.2 日本ビザの申請費用はどのくらいか

在ベトナム日本国大使館が定める日本ビザ申請手数料は、次のとおりです。 

ビザの種類申請手数料 
一次ビザ(シングル、ダブル)520.000
数次ビザ(マルチプル)1.030.000
通過ビザ(トランジット)120.000
再入国許可期間の延長520.000
難民旅行証明書の有効期間の延長430.000

大使館が徴収するビザ手数料のほかに、書類準備の過程で次のような費用が発生する場合があります。

– 代行業者によるビザ申請サービス:自分で直接申請せず代行会社を利用する場合、ビザの種類や処理期間に応じて1.500.000〜3.000.000 VND程度の費用がかかります。

– 翻訳・公証:出生証明書、世帯簿、雇用契約書などの書類は日本語または英語への翻訳と公証が必要になる場合があり、1ページあたり50.000〜200.000 VND程度かかります。

– 資金証明の発行手数料:銀行残高証明書が必要な場合、銀行の発行手数料は1回あたり50.000〜200.000 VND程度が一般的です。

– 健康診断費用(求められる場合):就労ビザや留学ビザでは、日本側の要件により健康診断が必要になることがあり、医療機関によって1.500.000〜3.000.000 VND程度かかります。

申請者の渡航先、現在の居住地、渡航目的によっては、ビザ手数料が免除されるケースもあります。具体的には、震災・津波の被災3県(岩手県、宮城県、福島県)を訪問するすべての申請者、正規課程の大学生(ベトナムの大学に在学するASEAN諸国国籍の方)、沖縄県への観光目的の渡航者(親族訪問や商用との組み合わせも可)が対象です。 

まとめ

日本ビザの取得は、適切なビザの種類を選び、書類を漏れなく準備し、定められた窓口へ期限内に提出するという、入念な準備が求められるプロセスです。本記事が手続きの全体像を把握する助けとなり、日本ビザ申請の成功につながれば幸いです。 

同じカテゴリーの記事

関連 記事

すべての記事