2024年10月31日午前、VietISと日本のAXSEED株式会社は、水利大学の応用技術研究および企業連携研究所(IARTEP)を訪問し、日本のIT業界向けに高品質な人材を採用するための協力関係を一層強化する目的で会談を行いました。
会談には以下の代表者が参加しました。
- VietIS代表:VietIS社 CEO ダン・ディエウ・リン氏、VietIS Education研修センター所長 グエン・ティ・ゴック・トア氏
- 水利大学代表:応用技術研究および企業連携研究所(IARTEP)所長 ドアン・イェン・テー博士、情報技術学部副部長兼人工知能学科長 タ・クアン・チエウ氏、情報センター所長 チュオン・スアン・ナム氏
- 日本企業代表:AXSEED株式会社 会長兼代表取締役 森本茂幸氏、戦略企画部長 遠藤由美子氏
会談の中で、AXSEED株式会社 会長兼代表取締役の森本茂幸氏は、同社が現在、IT分野において専門性と高いスキルを持つ人材の不足に直面している状況を明らかにしました。
ダン・ディエウ・リン氏は、VietISの人材育成におけるビジョンを共有し、特にプロジェクトでの実践的なトレーニングが、短期間で専門知識とスキルを向上させる効果的な手段であることの重要性を強調しました。
AXSEEDおよびVietISの代表者は、不足している人材を採用するにあたり、同社の正式な日本人社員と同等の魅力的な待遇を提供する方針のもと、水利大学との協力に前向きな姿勢を示しました。
初任給は月額4,600万ドンからスタートし、3~6か月後には能力に応じて昇給が検討されます。2025年5月の採用では3~4名を予定しており、年間の最大採用人数は10名を見込んでいます。
情報技術学部には600人の学生がおり、人工知能、ネットワークと情報セキュリティ、ソフトウェア技術、情報システム、計算科学と技術など、多岐にわたる分野の教育が行われています。また、2018年からは日本語クラスも開設されています。これにより、ドアン・イエン・テ氏は、水利大学が企業の人材採用ニーズを十分に満たすことができると自信を持って述べました。
この会談は、企業と学校の双方に多くの発展の機会をもたらしました。また、今回の訪問が、今後の3者間による具体的な活動への堅実な一歩となることを期待しています。