Pre-BrSEから始めるべき5つの理由
BrSEを目指す人が、最も早く挫折してしまう理由をご存知でしょうか? それは、最初からあまりにも膨大な学習量に圧倒されてしまうからです。
業務知識、開発プロセス、顧客とのコミュニケーション術、IT専門用語、そして「架け橋」としてのマインドセット。これらを同時に習得しようとするのは、初心者にとって想像以上にハードルが高いものです。

そこでVietIS Educationが提案するのが、「Pre-BrSE(プレBrSE)」プログラムです。これは、正しいリズムで、正しい順序で、着実にステップアップするための「必要な助走期間」です
BrSE と Pre-BrSE は何が違うのか?
まずは、それぞれの定義を明確に整理しておきましょう。
BrSEとは?
顧客(主に日本、韓国、ヨーロッパ、または米国)とベトナムのエンジニアチームを繋ぐ架け橋です。単なる通訳ではなく、以下の役割を担います。
- 業務要件の分析と明確化
- 技術チームへの正確な指示出し
- 進捗・品質管理とトラブル対応
- 顧客のビジネス目標を製品に反映させる責任
つまりBrSEには、『技術・業務知識・コミュニケーション・語学・システム思考』という多角的な能力を、高い次元で同時に発揮することが求められるのです。
プレBrSEとは?
BrSEを目指す方のための土台作りの段階です。いきなり全てをこなすのではなく、まずは以下の基礎を固めることに集中します。
- ソフトウェアプロジェクトがどう動くかの理解
- 各役割(エンジニア、QA、BA、PM、BrSE)の立ち位置の把握
- 技術的な基礎とシステム思考の構築
- グローバルな職場環境に慣れる
言い換えれば、Pre-BrSEは、プレッシャーや要求水準の高い現場に「いきなり飛び込む」のではなく、十分な実力を蓄えた上で「最適なタイミングでBrSEとしてのキャリアをスタートさせる」ための準備期間なのです。
※注意: Pre-BrSEはBrSEを簡略化したものではありません。将来の成功を見据えた戦略的なステップであり、特に以下のような方に最適です。
- BrSEを目指し始めたばかりの方
- ITの基礎知識があり、基礎的な語学力を備えているエンジニアの方
- すでにBrSEの学習を始めたが、「内容が難しすぎてついていけない」「理解が曖昧で挫折しそう」と感じている方
BrSE と Pre-BrSE の違い(詳細比較)
1. 教育目標の違い
- Pre-BrSE: 土台作りが最大の目標です。いきなり「橋渡し役」としての重責を担う前に、システムの仕組みやプロジェクトの流れ、そしてBrSEという職種が現場で果たすべき役割を根本から理解します。
- BrSE: 実践力の養成が目標です。実際にお客さまと直接やり取りし、業務要件の定義から進捗管理、品質責任までを全うできる、本物の「架け橋」としての能力を磨きます。
2. 受講条件(入り口)の違い
- Pre-BrSE: 未経験者や初心者に最適です。高度な技術知識やプロジェクト経験はまだ必要ありません。基礎から応用へと続くロードマップに沿って、必要な思考力や知識を一歩ずつ着実に身につけていけるよう設計されています。
- BrSE: ソフトウェア開発のプロセスを理解しており、一定のエンジニアとしての基礎があることが求められます。また、お客さまやチームメンバーと円滑に連携するためのコミュニケーション力や、業務分析の素養も必要となります。
3. 学習内容の重点の違い
- 基礎力の構築に重点を置きます。ITの基礎知識はもちろん、円滑なチーム開発に欠かせない内部コミュニケーション能力や、グローバルな職場環境に適応するためのマインドを養います。
- 現場での実務に重点を置きます。要件定義の具体的な手法、顧客とエンジニアチームを繋ぐ調整術、進捗や変更管理のコントロールなど、プロジェクトを成功に導くための実戦スキルを叩き込みます。
4. キャリアパスにおける役割の違い
- Pre-BrSE: いわば戦略的なステップアップ期間です。自分が本当にBrSEに向いているかを見極めると同時に、この先長く活躍し続けるための息切れしない実力を蓄える段階です。
- BrSE: プロフェッショナルとしての第一歩です。ここからキャリアをスタートさせ、将来的にはシニアBrSE、デリバリーマネージャー、プロジェクトマネージャーといった、より高次元なポジションへの道が開かれます。
【比較表】Pre-BrSE と BrSE の違い
| 比較項目 | Pre-BrSE | BrSE |
| 役割 | キャリア形成の準備期間 | 架け橋 |
| 目標 | 土台・基礎作り | プロジェクト遂行・顧客対応 |
| 推奨対象 | 経験不問(手厚いサポートあり) | 高い(マルチスキルが必要) |
| 学習の重点 | 技術基礎、思考力、開発プロセス | 業務分析、交渉力、品質・納期責任 |
| プレッシャ | 適度 | 高い |
| リスク | 高い(準備不足だと失敗しやすい) | 低い |
BrSEを目指す人が途中で挫折してしまう「5つの理由」
1. 基礎がないまま、いきなりBrSEに挑んでいる
ソフトウェア開発の全体像や「システム思考」が身についていない状態で専門的なBrSEの学習を始めてしまうと、知識の洪水に溺れ、圧倒的なプレッシャーに押し潰されてしまいます。
2. BrSEの難易度を甘く見ていた
「語学ができれば、あとはお客さまと話すだけでしょ?」という誤解です。実際には深い技術理解、業務分析能力、そして現場での判断力が求められます。学習が進むにつれてその「壁」の高さに気づき、理想と現実のギャップに絶望してしまうのです。
3. コミュニケーションのプレッシャーと責任の重さ
BrSEは顧客とエンジニアチームの間に立つ唯一の存在です。自分の情報の伝え方ひとつでプロジェクトが左右されるという重圧は、十分な準備ができていない人にとっては想像以上に過酷なものです。
4. 適切なロードマップがない
今自分がどのレベルにいて、次に何を学ぶべきかが不明確なまま、断片的な学習を繰り返してしまうケースです。ゴールが見えない暗闇を走るような感覚になり、次第にモチベーションを失ってしまいます。
5. 「すぐに活躍できる」という過度な期待
BrSEは高い専門職であるがゆえに、着実な経験の積み上げが必要です。学べばすぐに高給取りになれるという短期的な期待を持ちすぎると、思うように成果が出ない時期に耐えきれず、すぐに投げ出してしまいがちです。
VietIS Eduの「Pre-BrSEプログラム」とは?
「まだ自信がないのに、いきなりBrSEコースに飛び込むのは不安…」 そんな方のために、VietIS Educationでは戦略的な準備期間としての「Pre-BrSE」からスタートする道を提案しています。
Pre-BrSEでは、以下の4つの柱を中心に、バランスの取れた基礎力を養います。
- 技術力(プログラミング、システムアーキテクチャ)
- ソフトスキル(コミュニケーション能力、チームワーク)
- 語学 & グローバル・マインドセット
- 実践経験
これにより、受講者は初期のプレッシャーを軽減して「知識ショック」を避けることができ、国際的な職場環境(日本や韓国など)にも適応しやすくなります。十分な能力が備わっていない段階で高いリスクやプレッシャーに直面するのではなく、業務を深く理解し、持続可能な形でBrSEとしてのキャリアを築いていくことが可能になります。
なぜ VietIS Edu が選ばれるのか?
VietIS Eduでは、準備が整わないままBrSEの世界に飛び込むことを推奨していません。その代わりに、「Pre-BrSE → BrSE」という独自のロードマップを構築し、あなたが長く、着実にキャリアを歩めるようサポートします。
VietIS EduのPre-BrSEコースは、明確な3段階のフェーズで構成されています。特にIT専門語学力の向上と企業での実践的なOJTに重点を置いています。
- フェーズ1・2:IT日本語の標準化と強化 IT専門の日本語に特化し、仕様書の読解、自信を持った会議への参加、面接対策、そしてBrSE流の「報告・連絡・相談」ができるレベルまで引き上げます。講師陣は、ITプロジェクトやBrSEの実務経験を持つ日本人ネイティブ。実際の現場で使われる生きた表現を直接学べるため、無駄のない学習が可能です。
- フェーズ3:企業での実戦的なOJT 最終段階では、実際のプロジェクトにチームメンバーとして参加します。日本市場で豊富な経験を持つBrSEやリーダーからマンツーマンに近い形で直接指導を受けられます。学んだ知識を実プロジェクトでどう活用し、どのように連携するかを肌で感じる、最も成長できる期間です。
この体系的なカリキュラムがあるからこそ、受講者はオーバーワークや挫折、不十分なスキルのまま現場に出るリスクを避け、持続可能なキャリアを築いていくことができるのです。

